みんな、運動してる?
新型コロナウイルスのまん延による自宅でのお仕事が始まってかれこれ2年半が経過しまして、もうほとんどオフィスに行かない仕事のスタイルが板についてる今日この頃です。
自宅で仕事してると、運動不足が顕著になってきますよね。早朝のウォーキングとかもやってますけど、お天気の状態とか、起きれないとかいろいろで、お部屋で運動したいというニーズも出てきました。そんな中、うちの奥様が自宅でのトレーニング用にスピンバイクを買おうと言い出しまして、そこで買ったのがこの FITBOX LITE という製品でした。この製品は、いわゆる廉価版で、「機械本体」のみの製品すね。シンプルイズベスト。そう、そんな製品です。使用中の動作音はとても静かなので、夜でもOKです。いい製品じゃないかと思ってます。
さて、この FITBOX LITE はシンプルでいいのですが、使っているとせめてスピードメータくらい欲しいなって感じるようになりまして、自転車用のサイコン(サイクルコンピューター)付けちゃおうって思ったのでした。
ばらすのはとても簡単。
- 最初に負荷セレクタとブレーキの前に貼られているステッカーをはがすか、カッターでカバーの合わせ部分でカットしておきましょう。
- 次いでペダルを外しちゃいます。左側だけでOK.こっちは逆ネジなので回す方向に注意ですね。
- クランクシャフト部分にカバーがはめ込まれてるので外します。そしてクランクからも外しちゃいます。
- 左側カバーの6本のネジを外します。
- 右側カバーの内、左側カバーで固定している3本のネジを外します。が、最初はわからないでしょうから6本全部を外しちゃっていいと思います。
- サドルのシャフトのところに、左右のカバーにはまってるシャフトカバーがあるので外します。マイナスドライバーなんかを突っ込んで上にこじってゆけば外せます。
- 左側カバーを完全に外します。
この構造でどこにマグネットセンサーとマグネットをつければいいのか? 回答はプーリーなんです。プーリーの側面をよく見ると丸い部分がいくつかあるのがわかりますよね。その部分にマグネットを付けます。この丸う部分の内径は15mmでした。そしてこのプーリーをよくよく観察すると、標準で1つマグネットがついてるのを発見しました。なので、メーカー側の意図としてもここにセンサーを付けるのでしょう。
今回使ったサイコンは CATEYE VELO 9 なんですが、このサイコン、設定できる外周長が 100cm ~ 299cm に限定されてます。このため、この標準的にセットされているマグネットをそのままの位置で使うと速度が低めに出ちゃうことがわかりました。もっとシンプルに言ってしまえば、タイヤの外周長の設定で、表示される速度を補正しきれない、と言う事なんです。タイヤの外周長を自由に、例えば0cm~999cmとかに設定できるのであれば、標準のマグネット1つで十分ですね。
ネット界隈では、ワイヤレスのケイデンス・スピードセンサーをクランクにつけて~って記事ばかりですが、電池管理を単純化したかったのと、単独でスピードと距離がわかればいいだけだったので有線のサイコンにしたのでした。
で、FITBOX LITE に標準で付いてるマグネットを対角線上に対で存在している丸い穴の1つへ移動させました。そしてサイコンに付属しているマグネットを加工して両面テープとボンドで対角線上の別の丸い穴へ取り付けました。つまり、クランクが1周するときセンサーのパルスカウント数を2倍にしたってことですね。こうすることで表示速度を補正できる範囲になりました。
あとは、実際に自分の感覚と表示速度が一致するようにタイヤの外周長を調整しました。自分の感覚では外周長を235cmが、まぁ、いい感じ?ってところでしたね。この辺りは、人によってそれぞれでしょうから自分の最適値は探す必要があるでしょう。
実際にスピードメーターを付けてスピンバイクを使ってみると、やっぱりメンタル的に少し楽になりますよ。疑似的な走行距離も見れるのも地味にいい感じです。Youtube見ながらの、ながらトレーニングがはかどります(笑)
■ まとめ
サイクルコンピューター: CATEYE VELO 9
使用マグネット数: 2個
設定した外周長: 235 cm
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