Finance Independent, Retire Around Sixty - 早期退職しちゃったおじさんの投資戦略


さてさて、早期退職しちゃったおじさんですが、やっとごたごたが何とかなったのでブログ投稿を再開です。でも、かなりの不定期東光にはなると思います(これまでかわらない?)

前回の記事を投稿したのが2023年10月ですからずいぶんと間が開いてしまってます。前回は「まだ」早期退職前だったので、つらつらと考えていたことを書いてみたのですが、実際に早期退職してみて、今後の資産運用について「今」考えていることを綴ってみます。

以前から大きく変わったのは、「年金の繰り上げはしない 」ことにしたってところでしょうか。結局、寿命なんてものはわからないので、デフォルトの65歳からもらうことにした、のです。今年(2024年)は、早期退職に伴って絶賛求職中なので、いわゆる「失業手当」を頂いていますから、おかげさまで生活費の心配はほぼないのがありがたいですね。

 これからの資金計画を考えると、大きくは次の2つのポイントでしょう。

(1)2025年(60歳)~2029年(65歳)の5年間の資金をどうするのか?
(2)2030年(65歳)~の資金をどうするのか?

まぁ、私の場合はラッキーなことに会社から「退職金」と「割増退職金」がもらえて、さらにそれに加えて「確定拠出年金」もあったので、(1)の問題については確定拠出年金の取崩と、これまで続けている投資による配当(分配)金でまかなえそうです。なので贅沢や大きな買い物をしなければこれまでどおり「普通」に生活して行けそうな感じですね。

(2)については、支給が始まる「公的年金」と投資による配当(分配)金等を加えれば、まぁ、たぶん、なんとかなるんじゃね?、というのがシミュレーションからはわかっています。

なのですが、いくつか憶測はできますが、予想できないものがあってそのあたりが不安要素になってます。どんななのかと言うと、こんななのです(笑)

・インフレ率
・自分と妻の健康と寿命
・マーケットと投資環境
・公的年金の支給率

これらがどう変わってゆくのか?という点がまったく予測できないのですよ。なので、この辺りはその時次第な面も大きいですから、今はあまり考えないほうがいいかもしれないですね。でも、織り込んでおく必要はあるので、どういった方法で織り込むのかは考え中・・・です。

 自由の身になる前と今とで、投資方針に変化があったかと言われれば、変わったのは年金の受け取り開始年齢だけですすから、今のところ大きな変化はありません、と言うのが答えでしょうか。

基本的な投資方針はこんな感じ。

・ノーロードで手数料低めの投資信託の運用と定期売却
・高配当ETFの不定期での買い増しと分配金
・メジャーで配当高めな個別日本株と配当金
・数週間~数か月、状況によっては年単位でのスイングトレード
・公的年金
・資産全体のリスクコントロールは現金比率で実施

もちろん、と言うわけではないですが、基本的には特定口座(源泉徴収あり)の口座とNISA口座で運用しています。使っている証券会社は楽天証券とSBI証券の2社ですね。メインは楽天証券です。SBI証券は、控えめに言ってUIがクソでとても使いにくいですし。でも、個人投資家目線でいえば、SBI証券の方が個人投資家を大事にしている感を感じられますね。楽天証券は、そこらへんがSBI証券と比較すると「利益優先」感が見え隠れしてるように思えます。あーそうそう、私はポイント付与とかはまったく気にしていません。まぁ、おまけでポイント還元してれたらラッキーくらいな感じです。


このリストのなかで異彩を放っているのは「公的年金」じゃないかとは思います。公的年金って投資なのか?という問いに対する私の答えは、公的年金は「りっぱな投資」です。

「取崩縛りのある解約できない非常にリターンの良い高配当ETF」みたいに思っています。例えば、国民年金について私の場合を考えてみますと、40年分、約800万円投資した結果として、65歳から受け取るとして年額約81万円、月当たり税引後で約5万円が生涯もらえるわけです。単純に考えると税引後のリターンは7.5%にもなるのです。これはJEPQとかそのあたりのETFと同じくらいですので、かなりの高配当と言えますよね。

給付金(分配金)のボラティリティも極めて小さいのも魅力です。なんと言っても、数年に1度しか変動しませんし、「無配」になることは、まぁ、私が生きてる間はないでしょう(と信じたい)。

とは言え、将来少しずつ公的年金のリターンが減ってゆくだろうことは念頭に置いて、その減ってしまう分を補う手段を準備しておくことは、安定運用する上では絶対条件ですけどね。

取りあえず、今日はこんなところにして、次回は上のリストの項目について説明してゆきたいと思います。

 

それでは、またね~ ばいばい

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